フルートのジャズはハービーマン

そもそもフルートをメインの楽器にしてジャズを演奏するプレイヤーは珍しいです。ハービーマンのフルートはクラシック奏者のような、なめらかで優しい音ではなく鋭いタンギングで金属的な硬い音を使いスイングさせたり、高い音が同時に鳴るハーモニクスやフルートの音に声も同時に出すボコーダーの様な奏法も取り入れています。またバスクラリネットメインのジャズ演奏もあり、横縦笛の魔術師といえます
caravan というジャズ曲を演奏しています。これは商人達が砂漠をらくだに荷物を載せて歩く集団のことです。聴いているとその光景が目に浮かんできます。
フルートマンというアルバムでハービーマンの多彩な演奏が聴けます。